【ビジネス】小さな成功体験の積み重ね
ビジネスシーンにおいて「小さな成功体験の積み重ねが重要」ということをよく耳にします。
この意見には非常には私も賛成で、それでは
①なぜ小さな成功体験の積み重ねが重要なのか?
②具体的に小さな成功体験とは?
③マネジメント層がメンバーに小さな成功体験を積ませるには?
について、私なりの考えを書いていきます。
①なぜ小さな成功体験の積み重ねが重要なのか?
それは、誰もがいきなり100m走で10秒を切ることはできないからです。
(何言ってんだコイツと思われた方、スイマセン。。)
これは100m走で9秒58の世界記録を持つウサイン・ボルト選手も同様で、彼も100m走において13秒の壁を切り、12秒の壁を切り、と段階を追うことで自信と実力をつけて、世界記録を出すまでに至りました。
誰もが少しずつ階段を登っていくしかないのです。
②具体的に小さな成功体験とは?
では、具体的に小さな成功体験とは何なのか?これは各自によりますが、最初は本当に小さくな目標でOKです。
生活習慣であれば、早寝早起きをするとか、月に1冊本を読むなど。ビジネスであれば、クライアントにアポ取りの電話をかける、お客様にもっとも簡単な商品のお声かけをしてみるとか。
ここで重要なのは、心理的ハードルが高すぎる目標を設定しないこと。
目的が成功体験の積み上げなのに、挫折してしまっては本末転倒です。
あなたも今日から1歩ずつの成功体験を積み上げていきましょう!
③マネジメント層がメンバーに小さな成功体験を積ませるには?
最後のテーマはご自身ではなく、マネジメント層がチームメンバーに成功体験を積ませる秘訣です。
近年、自己肯定感や成長願望が低いメンバーが多く、成功体験を積んでもらうのは、自分が成功体験を積むよりもはるかに難しいです。
では、そんな彼ら・彼女らに成功体験を積んでもらうにはどうしたら良いでしょうか?
それは、設定する目標のマイルストーンを明確にしてあげることです。
マイルストーンとは「経過点」、「中間目標地点」みたいな意味で捉えてください。
なぜ目標を設定するだけでなく、マイルストーンも明確にする必要があるのか?
それは、大人の他者に対して設定する目標は、あまりにも簡単な目標にはできないからです。
例えば、あなたが新入社員の時に上司から早寝早起きができて偉いねぇ、と褒められたらどうでしょう?
「バカにしてるのか?」と思いませんか?私なら思います。
ということで、メンバーに設定する目標はある程度の難易度に設定する必要があり、ココが②で書いた「最初は小さな目標設定で」と矛盾してしまうのです。
ここで登場するのがマイルストーンです。
目標自体はある程度の難易度に設定するのですが、マイルストーンを明確にしてあげて、都度FBすることで、自信をつけてもらうのです。
「失敗続き」という言葉があるように、「失敗」も「成功」も連続します。
自分も、メンバーも「成功」続きになるように、今日から小さな成功体験を積み上げていきましょう!